「いざという時に慌てない!身近な介助と相談のポイント」
きつれ地区3施設合同(にこんきつれ荘・城下庵・而今桜)で、地域の皆さまを対象にした介護ミニ研修会を開催しました。
今回のテーマは、「いざという時に慌てない!身近な介助と相談のポイント」。
高齢化が進む中、「もし家族やご近所で介護が必要になったら…」という場面で役立つ知識や技術を、わかりやすくご紹介しました。
🚗 車の乗り降り介助のコツ
自家用車での介助方法や、麻痺のある方への支援の仕方を、実技を交えて体験いただきました。
「助手席の方が乗せやすい理由は?」「杖を使って階段を上る順番は?」といった具体的な質問も飛び交い、参加者の関心の高さが伝わってきました。
♿ 車いすの使い方、安全操作
車いすに乗る際の注意点や、段差を越えるときのコツなど、実際に操作しながらの学びは「知らなかった!」「やってみると難しいですね」といった声が多数。
ブレーキやフットサポートの確認など、普段当たり前に見える部分にも“安全のヒント”がたくさんあることに、皆さん驚いていらっしゃいました。
🌍 知っておきたい社会資源のこと
福祉タクシーや車いす対応車両の貸し出し制度、地域包括支援センターの役割などについても紹介しました。
「こういう制度があること自体知らなかった」「もっと早く相談していれば良かったかも」との感想が多く寄せられました。
🏠 手すりの設置も“自己判断”は危険!?
住宅改修については、「すぐにでも手すりをつけたい」という方も多かったですが、介護保険を活用するためには事前の手続きと専門職の相談が必要であることをお伝えしました。
ここでも多くの質問が出て、「実家の改修を検討している」といった個別の相談もありました。
💬 参加者の声
- 「実技があってわかりやすかった!」
- 「質問しやすい雰囲気でありがたかった」
- 「制度や支援のことまで教えてくれて勉強になった」
研修会後も個別に質問や相談をされる方が多く、地域のつながりと介護への意識の高まりを感じる時間となりました。
今後も、こうした身近で役立つテーマを取り上げ、地域に寄り添う研修会を定期的に開催していく予定です。
「こんなことが知りたい」「こんな内容を取り上げてほしい」といったご意見も大歓迎です。
お気軽にご参加ください!