川の氾濫を想定した水災害避難訓練を実施しました。
喜連川地区にある3つの施設が連携し、川の氾濫や大雨による水害を想定した避難訓練を実施しました。
この訓練は、地域における防災意識の向上と、災害発生時におけるスムーズな避難・受け入れ体制の確認を目的としています。各施設が役割を持ち、当施設では要請があった際に、特定の避難ルート(ハザードマップを確認)を通って救助施設へ誘導し、避難者を受け入れるという対応を想定しました。
今回の訓練で改めて感じたのは、「いつ避難要請を出すか」の判断が非常に難しいということです。水位の急激な上昇や、天候の急変など、判断のタイミングが一歩遅れるだけでも避難が困難になる可能性があります。
そのため、施設内では今後、以下のような取り組みを強化していきます。
・国土交通省や栃木県の川の防災情報サイトの周知・活用
・気象庁や市の情報と連携し、リアルタイムに水位や避難情報を確認
・日頃から職員が地域の気象・河川情報に敏感である体制づくり
地域の皆さまの命を守るためには、日常的な情報収集と、職員一人ひとりの意識の高さが何より大切です。私たちは、これからも地域との連携を大切にしながら、「もしも」のときに備える体制づくりを進めてまいります。